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小児科の医師としてのこだわり
全身を総合的に診られるジェネラリストとして小児科の道を選びました
私が医師を志したのは、社会の役に立つ仕事がしたいと思ったのがきっかけです。とりわけ小児科を選んだのは、人の身体をトータルで診られる医師になりたかったからです。
小児科の医師は消化器・呼吸器・循環器・神経疾患・皮膚疾患など、頭の先からつま先まで総合的に診療できるジェネラリストであることが求められます。小児科の医師として駆け出しのころ、お世話になった恩師や先輩たちが、まさにこのジェネラリストであったこともあり、その指導のもと研鑽を積み、臨床経験を重ねてまいりました。
その後自分の専門性を高めるため、大学院や米国留学、小児専門病院での勤務を通して感染症、免疫疾患の診療、研究を行ってきましたが、一貫してジェネラリストとしての基本姿勢に変わりはありません。その思いを今度は地域医療に活かしたいと思い、この地で開業し、日々奮闘努力しています。
診療、患者さまへの想い
お子さまの様子に不安を感じたら、いつでもご相談にいらしてください
「何となく様子がいつもと違う」といったお母さまの直感はとても大切です。少しでも気になることがあれば、一度受診していただければと思っています。診察は、患者さまが診察室に入ってきた瞬間からはじまると心得ています。第一印象で「何かおかしい、何かある」と感じるときは、大きな病気が潜んでいることがあるからです。そのため、お子さまをよく観察して、ちょっとした違和感を見すごさないよう心がけています。
病院に親しみを持っていただくために
お子さまにとって、病院が「怖いところ」であってはいけません。むしろお子さまにもお母さまにもリラックスしてお過ごしいただけるよう、明るく開放的な空間にこだわっています。キッズルームには、ぬくもりのある木のおもちゃや、季節を意識した絵本を置き、「帰りたくない」と言っていただけるくらい親しみやすいクリニックを目指しています。また、診察の際、私は白衣を着ないことにしています。もちろん衛生管理はしっかりと行っていますが、普通の服装のほうがお子さまにとっては身近に感じられるかと思い、長年このスタイルで診療しています。
スタッフは私の方針をよく理解した上で、状況に合わせて素早く動いてくれます。皆、子どもの扱いに慣れているので、気兼ねなく診察を受けていただけるかと思います。
スタッフ一同、未来を担う子どもたちが、より健やかに成長できるよう、お力添えしたいと願いながら日々の診療に努めてまいります。